日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2018.7.8  No.1772
日本共産党新座市委員会
核兵器のない世界、非核の日本を!
国民平和大行進出発集会
 7月1日(日)、志木駅近くの三軒屋公園で、原水爆禁止国民平和大行進の出発集会が行われ、猛暑の中約140名の市民が参加しました。

 埼玉県原水爆禁止協議会の森研一さんは、「昨年7月に国連で採択された核兵器禁止条約は、現在59カ国が調印。九条改憲ノーの3000万署名と合わせ、ヒバクシャ国際署名を集め、日本政府に核兵器禁止条約への参加を求めよう」と呼びかけました。新座原水協の各団体から決意表明、共産党から石島市議が発言しました。パレード後、志木駅前で31名が参加して「ヒバクシヤ国際署名」行動を行いました。
核兵器のない世界、非核の日本を! 国民平和大行進出発集会
原発ゼロ基本法、この道こそ未来あり
 「原発ゼロ基本法の制定をめざす市民のつどい」(さよなら原発1000万人アクション・原発をなくす全国連絡会)で、原発ゼロを国政の争点にし、法制定させようと、日本共産党の藤野保史衆院議員は次のように発言しました。

 「原発ゼロ基本法のポイントは、稼働している原発は止め、再稼働は認めないという点だ。国会での審議入りを求めることはもちろん、参院選で大きな争点になることは間違いない。幅広い共同を広げていきたい。世界を見れば原発をなくし、再生可能エネルギーを普及させている。この道こそ未来ある道。現実的であり、経済的であり、世界の流れとも一致している。安倍政権には日本のエネルギー政策を担う意思も資格もない。安倍政権を倒し原発ゼロの道を切り開いていきましょう」
子育て支援は最優先に!
学校給食費無料化を 第三子無料に
 工藤かおる市議は、「学校給食の無償化をめざし、当面第三子の無料化を」と一般質問しました。
工藤かおる議員
工藤かおる議員

 小中学校の給食費の全額または一部を補助している自治体は全国417市町村(約24%・2017年度)と増え、「義務教育は無償」の原則から首長の決断で始まる自治体が増えています。

 工藤市議は、「埼玉県内でも15市町村が補助している(下表参照)。滑川町は町長が子育てNo.1を宣言し、平成23年から幼稚園、保育園、小中学校の児童生徒すべての給食費を無料化。若い世帯が転入し合計特殊出生率は1・82と驚異的に高く、出生率県内一位を15年間で9回も獲得している。経費は約1億円かかるが、町が活性化し先見の明があったと自負している。市長も決断してはどうか」と提案。

 並木市長は、「財政調整基金が3億円を割る状況なので現状では難しい。18歳までの医療費など子ども施策はしっかりやっている」と答弁。

 教育長は、「給食施設の充実を最優先に進めたい。給食費は本当に困窮している家庭には全額補助をしている。生活にゆとりのある家庭にまで補助という考え方はない」と答弁しました。

 工藤市議は、「子育て世代は非正規雇用が多く、貯蓄ゼロ世帯が4割と生活に余裕がない。市は自らたてた総合基本構想や地方創生計画で、『財政状況が大変でも子育て支援は最優先する』と明記している」と追及。

 総合政策部長は、「何とか導入したいという気持ちは強く持っているが、財政状況が計画策定時より厳しくなった」と答弁しました。

 工藤市議は、「市は区画整理と子育て支援で子育て世代の定住人口を増やしたいと言っている。当面約1600万円でできる第三子354人の無償化を実施すべきだ」と主張しました。

学校給食費の補助 埼玉県内の実施状況
第三子以降無償化した場合の試算
志木街道 野火止小周辺の渋滞緩和を
「志木街道野火止交差点手前の野火止小学校正門前通りと交差する所は、川越街道を直進・左折するレーンと右折するレーンの2車線で信号待ちをする所で、交差点内に停車し信号待ちを行うため、野火止小正門前通りから来る車が進行できない。志木街道を清瀬方面進行車が野火止小正門前通りに右折できず、川越街道先まで渋滞し、改善してほしい」との地域の方々から要望が出されています。
あしの修議員
あしの修議員

 数年前は、この交差部分を赤い枠の表示を行い、停車しないよう改善しましたが、依然として停車する車が後を絶たず引き続いて改善要望が出されていました。

 あしの修市議は、6月議会一般質問で、この問題を取り上げ改善を求めました。あしの市議は、「現在の赤い枠に加え、全体を赤く塗りつぶす、またはキラキラ光る塗装、または赤枠内に『停車するな』の表示等を行いさらに改善すべきでは」と提案しました。また、歩道には停車禁止の看板が設置されているが右折レーン側は見えないことからあしの市議は「すぐ上に歩道橋があり、この歩道橋に『赤枠内停車禁止』等の看板を設置したらどうか」と訴えました。

 市長は、「この道路の管理は県となっている。県土整備事務所に提案内容を伺ったところ、事故等が発生し、警察との協議で対策が必要であれば検討する。また費用もかかり現状では改善は難しいと回答を得た。歩道橋への看板については警察に確認したところ運転者の目線が上に行き推奨できないとの回答があった」と答弁。

 あしの市議は、「実際にあの場所で事故も発生している。歩行者も大変危険な状況にある。今回様々な案を提案した。こうした事を検討しなければ全く改善されない。市としてしっかりと交渉すべきだ」と市の姿勢を質しました。

 担当部長は、「市としても十分理解している。警察への取り締まりの要望、県へも機会あるごとに伝えていきたい」と答弁。

 あしの市議は、「危険の認識をどれだけもてるかだ。費用もかかるがお金にかえられる問題ではない。市として強力に働きかける必要がある」と訴えました。

(記・あしの修市議)

野火止交差点の手前で渋滞している様子
くわがたの森公園 出入り口増設を
園路はウッドチップ化に
 野火止フォレストパーク(愛称くわがたの森公園)が今年の4月1日から開園しました。

 野火止5丁目、北野地域では相次いで公園が閉鎖され、地域住民からは「公園を残してほしい」という強い要望があがっていました。また、野火止上5丁目町内会地域内の公園が無くなり町内会活動ができない状況が続いていました。町内会から陳情書も議会に提出され全会一致で可決されました。小野大輔市議も一般質問で何度も取り上げてきました。
小野だいすけ議員
小野だいすけ議員

 こうした経過があってやっと公園設置が実現できたのですが、クワガタの森公園には公園の出入り口が1つしかありません。それ以外は住宅に囲まれています。市民からは「公園の場所がわかりにくい」「公園に行くのに回り道をしないといけない」「交通量の多い北野入り口通りを使わないといけないから怖い」など意見がありました。また、公園ができたことで「砂ぼこりが住宅に入ってくるので何とかして」という苦情もでていました。

 小野議員は「(1)公園の出入り口を増やすこと(2)公園の園路を木質チップ化すること」を一般質問で求めました。

 市長は、「当初、北野入り口通りから通り抜けできるように検討してきたが、現在駐車場、レンタルボックスなど活用されていて保険の適用ができないため断念した。要望をいただいているので新たな入り口の設置は引き続き検討したい」「園路については土が舞わないようにウッドチップを敷く工夫をしていきたい」と答弁しました。

(記・小野だいすけ市議)

信号機が設置されました!
新設されたボタン式信号機
新設されたボタン式信号機

 都市計画道路東久留米志木線が開通後、信号が設置されました。

 道路沿いに新座六中があり、多くの生徒の通学路となっています。芦野議員は、安全対策として六中前の横断歩道に信号機設置を求め一般質問等も行ってきました。

 先日ようやく押しボタン式の信号機が設置されました。まだ設置されたばかりなので、稼動はしていませんが、近日中に稼動する予定です。

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