日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2015.8.9,16  No.1628
日本共産党新座市委員会
戦争させない オールにいざ実行委員会
賛同アピール 1170名突破
 超党派の市民でつくっている「戦争させない!オールにいざ実行委員会」の「市民共同アピール」の賛同者が1170人を超えたことが8月4日の世話人会で分かりました。

 実行委員会の呼びかけ人は72人で新座市在住・在勤の大学教授や弁護士、病院長、音楽家など多彩な顔ぶれです。一口500円の賛同募金も約65万円寄せられています(8月4日現在)
 実行委員会は、賛同募金で1080名の市民を掲載したビラを作成して全戸配布。8月26日には志木駅でリレートーク、9月1日(土)6時半から半田滋・東京新聞論説委員の講演(市民会館)、9月12日に三軒屋公園で市民集会とパレードを企画しています。国会の山場と呼応し戦争法案をつぶすために運動を大いに盛り上げていきます。ぜひご参加ください。
安倍さんに申し上げる もう白旗あげなさい
原水爆禁止世界大会総会で来賓挨拶した俳優の宝田明さん

 4日、原水爆禁止世界大会総会で来賓挨拶した俳優の宝田明さんは、「被爆70年の節目の年に身の引き締まる思いです」と切り出しました。

 東宝が1954年に製作した「七人の侍」と「ゴジラ」。自身が主演し、当時大ヒットした「ゴジラ」は、広島、長崎に続きビキニでの水爆実験で被災した第五福竜丸事件を目の当たりにして、「黙っているわけにはいかない。世界に警告を発することができるのは日本しかない」と、製作の思いを語りました。

 今の日本に話題を転じた宝田さんは、「日本は被爆国であり、憲法第9条を持ちながら、それがなし崩し的にどんどん大地の中に埋もれていくような危うい時期だ」と表明。

 「今、日本国中で夜も寝られないで悩んでいるのは、おそらく安倍さんではないか」「安倍さんに申し上げます。もう白旗をあげなさい」と宝田さんは語り、最後に平和への願いを込めた自作の歌を披露。大きな手拍子が起こりました。

(しんぶん赤旗 8月5日付より)

財政安定化基金は96億円強
高すぎる保険料引き下げを 埼玉県後期高齢者医療
工藤かおる議員
工藤かおる議員

 7月27日、埼玉県後期高齢者広域連合議会が開かれ、平成27年〜29年まで3年間の「保健事業実施計画」(素案)が示されました。

 素案は、「埼玉県の現状」として、現在は平均年齢43・6歳(全国45・0歳)と若い県だが、75歳の被保険者の伸び率が全国一高く、今後1人当たり医療費85万0041円(全国92万9573円)の伸びを抑制する必要がある。そのために、1国保データ?システム導入で医療費分析2健診の受診率向上35%(平成25年度31・2%)3重複受診のチェック4ジェネリック医薬品使用割合60%(平成26年度41%)などの目標達成を掲げています。

さらに医療費削減?
ベット数、勤務医数は全国最下位なのに


 埼玉は人口当たりの病床ベット数や勤務医数等が全国一少なく、そのために医療費が低いのであれば、それをさらに抑制するなど論外です。
 素案には、健診項目の充実はありません。スポーツ施設や保養施設の利用助成など、高齢者の健康増進をもっと充実するべきです。

徴収強化はやめよ
10月からマイナンバーーで保険料納付状況もリンク


 また、来年度は早くも保険料の改定年です。96億7587万円(平成27年度末見込)に達する財政安定化基金の活用で、高すぎる保険料の引き下げを11月4日の第二回定例会で提案します。案が審議される医療懇和会の傍聴、請願も寄せて下さい。

 平成29年度から始まる低所得者減免の縮小も大問題です。8・5割、9割軽減を7割に下げる問題です。今でも高すぎる保険料のために、滞納者は約1万8千人、滞納額11億円強に及び所得に応じた保険料であっても滞納が生れています。8割近くが所得百万円以下の低所得者なのに、低所得者減免を無くしたらますます滞納が増えるのは火を見るより明らかです。

 10月から始まるマイナンバーで「保険料の収納状況」もリンクされます。徴収の強化、医療や介護の利用制限などにならないよう、監視を強め、県民の声で反撃していきたいと思います。

(記・工藤かおる・埼玉後期高齢者広域連合議会議員)

体育館の改修工事などを調査
埼玉土建新座支部と党市議団が公共事業現場調査
市役所職員も同行した現場調査=7.30第二中体育館
市役所職員も同行した現場調査=7.30第二中体育館

 7月30日(木)、埼玉土建一般労働組合が恒例の新座市公共工事の現場調査を行い、笠原議員、芦野議員も同行しました。
 今年の対象現場は第二中学校の体育館、第四中学校の体育館と武道館の改修工事で、内容は照明器具や窓枠などの耐震補強工事です。

 共産党市議団が議会で新座市の発注者責任を問い続けてきたことにより、現場調査に初めて市の管財契約課や教育総務課、施設営繕課の職員が同行するという大きな前進がありました。
 各現場では元請責任者、市職員と懇談し、新座市が独自に要領をつくっている「建設業退職金共済」や下請け労働者の賃金を把握し、保障していくための労働環境調査を徹底して欲しいことを改めて伝えました。

 また、お昼休みを利用して職人さんに「日当はいくらですか?」などの聞き取りアンケートを行い、現場に来ていた職人さん全員から協力を得ました。このアンケートは、今後他の公共工事現場のアンケートと合わせ、分析を進めていきます。

会員手作りの野菜直売、買い物代行も
意欲的な柏崎シルバー人材センターを視察
笠原すすむ議員
笠原すすむ議員

 新座市シルバー人材センター理事会の視察研修(7月23日24日)に参加し、新潟県柏崎市のセンターを訪問、交流しました。

 柏崎市のシルバー人材センターは会員数1127名で新座市(2330名)の半分程ですが意欲的に事業を行なっています。
 その一つが商店街の空き店舗活用の直売所「やまゆり」です。会員が商品を出し、120人のボランティアが交代で店を切り盛りしています。
 ずらりと並んだ朝取り野菜や山菜を目当てに、沢山のお客で当日も大繁盛していました。
 その他、手芸作品や陶芸品、贈答品の不用品なども出品され、出品したいからと入会者もいるそうです。ボランティアンの会員さんは「色々な方と交流できて嬉しい」「生きがいを感じる」等と話していました。体験型農場「みんなの農場」(遊休地等50アールを借り、会員の野菜作り技能向上を目的に運営)も視察しました。

 また、買い物支援サービスも実施しています。内容は1買い物代行、2買い物に行かんかね?バスの運行の2本立てで、現在はモデル地区で試行中です。買い物代行は、希望者がセンターに電話すれば、近くの支援員(シルバー会員)を手配紹介するもので費用は一回500円です。
 その他、介護保険による訪問介護事業(ヘルパー事業)、チャイルドシートの貸し出し事業など意欲的に次々とチャレンジしていて参考になりました。

(記・笠原進市議)

4コマ漫画 戦争する国へ日本共産党ホームページより
1、ホントに戦争する国に? 4、アベさんの主張 5、後方支援 7、女子高生、キレる
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