笠原すすむ議員 |
「学校教育やスポーツ界での体罰・暴力が大きな問題になっています。体罰は、人権を侵害し、人格を否定するもので絶対に許されない行為です。新座市の小・中学校での実情はどうでしょうか。調査をしましたか。」
3月議会の一般質問で、笠原進市議は体罰・暴力問題を取り上げ、根絶するよう迫りました。
笠原進市議は、教員以外の部活動の指導者などの体罰も含め、しっかり調査をして実態を把握することを求め、また、研修を強化するなどして、体罰を根絶するよう求めました。
教育長は、「実態把握調査は、県や国の方針を受け、各学校で調査を行っています。すでに各家庭に調査用紙を配布し、記名式で封筒に入れて学校の回収箱に入れてもらう方法で現在実施中です。調査結果はまだ来ていませんが、しっかり実態を把握し、問題があれば指導や改善を行います。一堂に会して教職員に研修会等を行うことは難しいが、各学校で体罰を課題にした協議を行い、教頭が委員長になって体罰をなくす目的の倫理確立委員会を開き、体罰根絶に向けています。」と答弁しました。
学校教育部長は、「部活動の指導で外部の指導者も含め、市民・保護者の方から苦情をいただくことがあります。場合によっては、本人を呼んで指導することもあります。校長からも指導するとともに、教育委員会からも十分に指導してまいります。」と答弁しました。
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