日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2013.2.10  No.1502
日本共産党新座市委員会
新座市で初 体験型総合防災訓練
第3ブロック(野寺、栗原、石神)の市民など528人が参加
バケツリレーで、初期消火の訓練をする参加者の皆さん

 2月3日、新座市で初の総合防災訓練が野寺小学校で行われました。
 訓練は、防災関係機関、市民の連携と防災体制の強化を図るため、防災拠点となっている学校の校庭と体育館を使って行われます。今年度から、新座市防災組織連絡協議会8ブロックのうち毎年2ブロックの地域で開催する予定です。今回は、第3ブロック(野寺、栗原、石神)の自主防災会と消防団、消防署などの協力で訓練が行われました。

 2月3日早朝、東京湾北部を震源とする震度6弱の地震が起こり、交通手段、電気・水道などのライフラインが寸断したという想定で、住民が避難を始めた体育館の鍵を開けて避難所の立ち上げ、避難者名簿の作成、避難所の様子を市の災害対策本部に報告・通信する訓練から始まりました。
 その後は、自主防災会ごとにあらかじめ参加者を決めている救急救護訓練、倒壊建物救出訓練、初期消火訓練などの体験型訓練が順次行われ、多くの参加者が消防署隊員の話を聞きながら見学しました。
 また、各学校に20ケ所近くあるマンホールに設営できるトイレを組み立てたり、電気設備応急敷設訓練、消防団訓練を見学しました。
 展示ブースでは、新座市の防災減災グッズや補助制度の紹介、災害伝言ダイヤルの練習もできました。訓練講評の後、炊き出し訓練で作られたトン汁を試食して解散しました。
 528人もの参加者に防災意識の高まりを感じるとともに、「いざという時にはご近所に声をかけるのが精いっぱいでは」という率直な声も聞きました。
 今回の訓練を受けての意見を取り入れ、市としてさらに工夫していきたいということでした。

【石島市議 記】

参院埼玉選挙区候補 伊藤岳さん
全県を駆け回り奮闘中
伊藤 岳

 参院選挙埼玉選挙区予定候補の伊藤岳氏は、連日埼玉県内を駆け回っています。
 2月2日に開かれた県農民連大会で伊藤岳候補は「安倍内閣は、原発推進、TPP(環太平洋連携協定)参加の危険な暴走を始めています。一方で、原発のない社会、TPP参加阻止の市民の共同が広がっています。一緒にこの動きをさらに広げましょう」と訴えました。
 伊藤岳候補は、ツイッターで「原発さよならデモ」を呼びかけ、県内で16回も実施する先頭にたっています。
 原発推進、増税、TPP、憲法改悪など自公安倍政権の暴走に正面から対決し、草の根の力で政治を動かす日本共産党。その先頭にたって「伊藤岳」候補は全力で奮闘中です。

「防災ラジオ」聞き取りにくい方は市にご一報を
 市の防災無線が室内で聞き取れる防災ラジオが好評ですが、一部の地域から「放送が聞き取りにくい」という声が寄せられています。ラジオは市の周波数に合わせた特注品ですが、市役所から居宅までの高低差や、周辺にマンションなどがある場合雑音が入るようです。
 市では「ラジオは窓際に置くか二階に置くか」それでも駄目な場合、受信感度アップが期待できる「外部アンテナ」を無料でお貸ししています。外部アンテナは購入する場合1890円とのことです。
「土曜日授業を行った後の次の月曜日は
本当に子どもたちは疲れている」
表1

 新座市教職員組合が昨年、教職員を対象に実施したアンケート調査の結果を示しながら、12月議会で笠原すすむ議員は、土曜日授業の改善を求めました。

 アンケートの結果は、表の通りですが、土曜日授業を実施して、児童生徒が生き生きしていたと答えた人はわずか1名で、疲労していると答えた人は248名もいます。

 土曜日授業の決め方については、適切だったという人はわずか1名で、262名が適切でなかったと答えています。

 今後については、「積極的にすすめるべき」は1名で、「必要ない」は129名、「土曜日授業以外の方法を考えるべき」は136名でした。

表2

 教育長は、「教職員が休んでいたところを出勤するのだから否定的な教職員が多いということは予期はしていた。教職員の負担は増えているとは思う。学習指導要領が変わり、授業時数が増えたので各市とも対応に苦慮している。夏休みを短縮している市もあるし、開校記念日に授業をしている市もある。夏休みを短縮するのが一番良いと思ったが、夏休み中に大規模改修工事を実施しており、夏休みを短縮すると工事がその期間内に終わらないことが考えられ、土曜日授業となった。検討委員会を発足させたので、教員の意見も十分聞きとりながら改定できるところは改正し、進めていきたい」と答弁しました。

 なお、その後の検討で2013年度は土曜日授業は5回に削減し、開校記念日は休みにせずに通常の授業を行うこととなりました。

市民ロードレース大会
953名参加で健脚競う
 「走ろう、新座の街を 深めよう、親子の絆を」をスローガンに、市民ロードレース大会が、2月3日、新座市総合運動公園陸上競技場で開催されました。

 親子A(小学1、2年生と保護者)、壮年の部など12種目に953名が参加し健脚を競いました。

 親子が一本のひもを持ち合って、一緒に1・5kmを走る親子A、親子B(小学3、4年生と保護者)の種目には173組(346名)もの参加があり、「パパがんばって!」など多くの声援が飛びました。子どもがママを引っ張って走る姿などもあり、ほほえましい口1ドレース大会でした。
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