日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2012.12.2  No.1493
日本共産党新座市委員会
子ども医療費18歳まで無料化(来年4月から)
新座市議会第4回定例議会(12月議会)が開会
 新座市議会第4回定例会が11月30日に開会しました。市長が提出した議案は、条例8件、補正予算等3件、指定管理者の指定3件など合計21件です。
 子ども医療費の無料化を18歳まで拡大する条例も提出されました。来年4月1日から実施されます。県内40市では初めてです。

 公の施設の指定管理者の指定について、1市営墓園は、新座メモリアルグループ、2総合体育館などのスポーツ施設と総合運動公園及び、栄緑道は体育協会、3児童センター及び福祉の里児童センターは新座子育てネットワークを指定しています。指定期間は墓園とスポーク施設は3年間、児童センターは5年間です。
 一般会計補正予算額は約12億6千万円の増額です。国が10月26日に閣議決定した「平成24年度一般会計経済危機対応・地域活性化予備費」を活用して、当初は来年度に予定していた新堀小学校校舎大規模改修工事(約3億8640万円)、第四中学校校舎大規模改修工事(約5億3440万円)、新座中学校体育館大規模改修工事(約2億4330万円)を今年度に繰り上げて予算措置しました。生活保護の扶助費が約1億1330万円の増、来年5月にリニューアルオープンを予定している市民会館と中央図書館の備品購入費(約2200万円)、防災ラジオの追加(800台で546万円)、志木駅南口公衆トイレの改修(約2900万円)などが補正予算に計上されています。また、職員の人件費が約1億2500万円減額されています。

 公共下水道野火止第二幹線工事その10の工事請負契約が11月14日に一般競争入札され、8社が最低制限価格で札を入れたため、くじにより三井住友建設(株)が落札しました。契約金額(税込み)は1億5476万円です。北野入口通り(立教大学のグランド横の通り)を約250メートル、内径2・2メートルの下水管を入れる工事です。工期は12月21日から来年3月末までです。
12月議会会期日程
貧困と格差拡大で深刻な受診抑制
 ― 保険医団体と懇談 ―
保団達会長との懇談
保団達会長との懇談

 全国保険医団体連合会(保団連=全国の医師・歯科医師10万4千人で構成)の住江憲勇(けんゆう)会長が26日、日本共産党本部を訪れ、医療問題を中心に志位委員長と懇談しました。
 住江会長は、「衆議院選挙に対する保団連の重点要求」を志位委員長に手渡し、「社会保障制度改革推進法は、社会保障自体を国民からとりあげてしまうもの」とその廃止や、原則3割の窓口負担の大幅軽減などを求めていると説明。会員へのアンケート調査から深刻な受診抑制が起きている実態を示し、貧困と格差の拡大など国民の暮らしと健康が破壊されていると告発しました。
 志位委員長は、「重点要求すべてに賛成です」と応じ、「社会保障制度全体を切り捨てから拡充の方向へ転換させるとともに、国民の暮らし全体、家計を応援し、内需を活発にする政治に切り替えないと医療もよくならないということがよくわかりました。要求の実現のために力を尽くしたい」とのべました。

12月議会で質問します!
日本共産党市議会議員の一般質問項目と質問日
朝賀ひでよし議員 12月7日(金) 3番目
朝賀英義議員
1. 市内循環バス「にいバス」の改善について、市役所内で検討された内容を集約し、文字通り「コミュニティバス」にすべきでは。今後の検討スケジュールはどう考えているのか。
2. 市職員の「研修」について、内容を充実させているが、特に新入職員研修の充実を図るべきではないか。
3. 技師職員の確保はどう推移しているか。また、課題についてどう捉えているか。
4. (仮称)「空き家管理条例」について条例制定すべきでは。
5. 市道56-06号線と市道57-40号線の交差付近を拡幅し通行の安全を図るべきでは。
工藤かおる議員 12月10日(月) 3番目
工藤薫議員
1. ふるさと新座館の利用改善を。1ホール利用者の駐車場料金を無料にすべきでは。2ホールや公民館の行事告知板や市民が憩える喫茶や軽食コーナーの整備を。
2. 市役所地下食堂、お弁当持ち込み禁止など、地下食堂の運営について、市民や職員から苦情がある。対策は。
3. 給食問題について。1学校や保育園の給食調理場にエアコン整備を。2調理員控室のエアコンが老朽化して効きが悪い部屋は順次改善を。3ペン食器に切り替えているが、食器が重いため調理員の増員をすべきでは。
あしの修議員 12月10日(月) 4番目
あしの修議員
1. 市内公共工事で従事する労働者の労働条件改善を。1工事代金支払いにおける福利厚生費の別枠明記の徹底を。2最低制限価格の引き上げを。
2. 1住宅リフォーム助成制度の助成率、上限額の引き上げを。耐震補強工事補助、介護保険居宅改修補助と抱き合わせ利用の実施を。2小規模工事登録制度の発注上限額を130万円に。
3. TPPに反対の意思表示が必要ではないか。
4. 市内街路灯をLED灯に。街路灯をLED灯に変える商店街に設置補助を実施すべきでは。
5. 集会所にDVD機能が付いたテレビの設置を。
石島よう子議員 12月11日(火) 4番目
石島陽子議員
1. 消費税増税と税金、社会保障改悪による家計への負担増を政府が明らかにした。また、消費税は中小企業に厳しい税制。市民の暮らしを守り、中小企業を元気にし、地域経済を守るためにも増税でなく応能負担の税制改革と国民の所得を増やす改革が必要では。市長の見解は。
2. 臨時保育士の待遇について。非正規保育士の時給アップ等の待遇改善を。また、法人保育園職員処遇改善のため補助を増額すべきでは。
3. 全ての保育園に看護師の配置を。
4. 都市計画道路「保谷・朝霞線」について、市民は、市長答弁の「27m4車線」への言及を修正し、「20m2車線」を要望している。答弁の「27m4車線」は撤回すべき。
小野だいすけ議員 12月18日(火) 3番目
小野大輔議員
1. 勤労青少年ホームパレットについて。1パレット説明会でどのような意見が出たか。2複合施設建設はどのように進んでいるか。3パレットの建替えでなく現状のまま活用すべきでは。
2. 原発からの撤退に向けて。1「即時原発ゼロ」に向けて新座市からも発信すべきでは。2「脱原発をめざす市長会議」に参加すべきでは。3全国市長会会長となった際、「脱原発」、「原発ゼロ」を全国に発信する考えはあるか。
3. 新座小について。1地盤沈下があり、早急な対応が必要では。2体育館のトイレの痛みがひどい。根本的な改善が必要では。3校舎周辺も痛みがひどい。根本的な安全対策、調査が必要では。
笠原すすむ議員 12月18日(火) 4番目
笠原進議員
1. 高齢者相談センターの体制強化のために補助金の増額が必要ではないか。
2. 一人ひとりの子どものゆき届いた教育実現のため小人数学級が必要。新座市独自でも実現を図るべきではないか。来年度から最低でも小学3年生の35人学級を実現すべきでは。
3. 土曜日授業は児童・生徒も教職員も疲労し忙しくなったとの声がある。教職員の声を把握すべきでは。また、改善が必要では。教職員の多忙化解消はどのように改善されているか。
4. 新堀西堀コミセン前の手押し信号の改善を。
5. 東ふれあいの家利用者から「鏡がほしい」と要望があった。改善すべきでは。
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