日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2010.2.28  No.1354
日本共産党新座市委員会
副議長に笠原進市議 総務常任委員長に朝賀英義市議
議長は森田輝雄市議
 2月23日から3月議会が開会し、二年に一度の人事改選が行われました。

 議会の三役人事は共産党が提唱していた「会派数に応じた民主的な互選」が定着し、議長に政和会の森田輝雄市議、副議長に日本共産党の笠原進市議が全会一致で選出されました。監査は公明党の亀田博子市議の予定です。

 笠原市議は「地方議会には住民の厳しい視線が注がれている。議会には住民の声の反映と首長の政治を厳しく監視・チェックする役割がある。今まで以上に新座市議会を活性化していきたい」と就任挨拶をおこないました。

 四つの常任委員長ポストは四つの会派から一人ずつ選出し、総務常任委員長に日本共産党の朝賀英義市議が選出されました。(下表参照)
4常任委員会
町工場の灯を消してはならない!
伊藤岳氏
伊藤岳予定候補

 「緊急保証制度の融資申請を受け付けてもらえない」という相談を受けました。

 家賃滞納とノンバンクの借入があるからというのが理由です。「これじゃ、緊急とは呼べない」「優良企業しか融資を受けられないじゃないか」という声があがっています。

 どの中小企業がすき好んで家賃を滞納したりノンバンクに手を出しているでしょうか!?不景気が長引いているなかで、政治が打開できない中、やむなくそういう状況が生まれているのです。

 鳩山総理は志位委員長の質問に対して「町工場は日本の宝。この灯を消してはならない」と答弁しました。ならば「緊急保証制度」の現状をつかみ、文字通り「緊急」と呼べる制度へ指導・改善をすべきです。

伊藤 岳(参議院埼玉選挙区予定候補)

長期入院も保険料減免の対象
工藤議員、後期高齢者広域連合議会で「高齢者に周知を」と質問
さらなる保険料引下げをと質問する工藤議員
さらなる保険料引下げをと質問する工藤議員

 2月18日、平成22年度第一回埼玉県後期高齢者広域連合議会が開かれました。

 2010年、2011年の後期高齢者保険料を一世帯平均2621円引き下げる条例が提案されました。

 日本共産党の加川義光、工藤薫両議員は「全国47都道府県広域連合の08年度決算はすべて黒字だが、全国的には保険料が3%上がると報道されている。埼玉県が下げるのは県民運動の反映である。」と賛成討論をしました。

 工藤議員は「1保険料の算定に保険料が払えない人の分や葬祭費、健診費が入っている。これを除き保険料をさらに引き下げよ。2保険料の減免は高齢者の長期入院などが含まれる。周知せよ。3ジェネリック医薬品の促進や、一人当たり医療費の少ない自治体の研究を。」と一般質問しました。

 須田健治広域連合長は「1政府省令通りに算定している。2保険料減免はホームページにすべてを記載し一部負担金減免はリーフレットに記載して周知する。3ジェネリック医薬品希望のカードを3月に送付する。各市が医療費削減の取り組みをおこなっているが今後の研究課題」と答弁しました。

3月議会で質問します!
日本共産党市議会議員の一般質問項目と質問日
朝賀ひでよし議員 3月16日(火) 3番目
朝賀英義議員
1. 介護老人福祉施設への入所希望者が増えているが、施設確保に向けどのような対策を検討しているのか。
2. 技術職員の確保が重要な課題になっているが、技術職員の現状と課題についてどのように把握しているのか。
3. 市内循環バスの運行について 1日曜日に市内循環バスを運行するため、日曜日の老人福祉センター利用のためのバスは別建てで運行すべきではないか。2土曜日にも、老人福祉センター利用のためのバスを別建てで運行すべきでは。
4. 国家公務員宿舎の入居時期は今年6月と聞いているが、入居時期と入居される方に関する情報を市としてどのようにつかんでいるのか。
石島よう子議員 3月16日(火) 4番目
石島陽子議員
1. 都市計画道路保谷朝霞線の幅員と車線数について最新の交通量推計から「都県境から国道254号線までの全線を27m4車線で整備することが適当」という結果が出された。産業道路から国道254号線までの整備について県は何と言っているのか。市長は「4車線は必要ない」という従来どうりの主張で協議するべき。
2. 野寺親水公園の野寺2丁目側にも入り口の設置を。
3. 精神障がい者の経済的負担軽減のために、自立支援医療利用のための意見書取得等にも補助すべき。
4. 文部科学省も少人数学級の検討を始めた。新座市でも小学校3年生から段階的に35人学級を実施すべき。
小野だいすけ議員 3月17日(水) 1番目
小野大輔議員
1. 旧新座小学校跡地利用について 1第4次新座市行政改革大綱に基づく審議結果では、旧新座小跡地の売却が検討されている。どのような経過で売却の検討は行われたのか。売却時期、売却部分はどう考えているのか。2多くの団体が利用しているが、代替地の旧大正小放課後児童保育室跡地は面積から不十分ではないか。3新座2丁目地域の避難所とされ、防災上も果たす役割が大きい。売却ありきではなく地域住民の声を聞いて慎重にことを進めるべき。
2. 市立保育園では非正規職員の比率が多いが不安定雇用で待遇も悪い。改善すべき。施設修繕要望の実施状況は。
3. 深刻な雇用状況が市民生活を脅かし、経済支援、就労支援が求められている。どのように対応していくのか。
4. フットサルコート設置要望は根強い。市としてフットサルができる環境整備の努力をすべき。
こじか伸衛議員 3月17日(水) 2番目
小鹿伸衛議員
1. 日本経済はデフレ状況と政府も認めているが、不況の原因について市長の認識を問う。
2. 市民の暮らしと営業は大変。あらゆる施策で市民の暮らしと営業を守るべき。1商店の街路灯の全額補助をすべき。2市の発注する公共工事は市内業者が仕事をできるようにすべき。3小規模工事の発注は管財契約課か施設営繕課で一手にやるべき。4住宅リフォーム助成制度の実施状況について。
3. 大変重い固定資産税が払えないと農家から悲鳴が上がっている。宅地並課税されている中にもトラクターを入れる倉庫や低温庫など農業用用地がある。農業施設用地の定義に基づいて農地並み課税を行うべき。
4. 市道12-10号線、あたご三丁目の12-20号線の整備を。
工藤かおる議員 3月17日(水) 3番目
工藤薫議員
1. 生活保護行政について 1一時的な出費について「一時扶助」制度の周知を図るべき。2相談、申請の急増に対して職員の絶対数が不足している。増員すべき。3寝泊りするあてのない人が相談に来た場合、一時宿泊の確保等行政としての手立てを。4今後とも無料定額宿泊施設が増えることが予想される。ガイドライン作成が必要ではないか。5無料宿泊施設FIS新座寮に関して改善は図られたか。6畑中に開設予定の「スム・新座寮」について事業者の概要、入所者の自立支援計画を所管福祉事務所としてどう把握しているか。
2. 第四小学校正門付近に開業する店舗について、関係機関と連携して改善を図るべき。
笠原すすむ議員 3月17日(水) 4番目
笠原進議員
1. 市民相談に社会保険労務士の協力を得た労働・社会保険相談を新座市でも実施すべき。
2. 非正規職員の待遇改善を進めるべき。1病休などの休暇制度はどうか。2現行の賃金はワーキングプアではないか。昇給等の検討はしているか。3保育士など毎年臨時職員として働いている人も少なくない。正規職員採用の年齢制限緩和や特別選考も必要と考えるがどうか。
3. 公契約条例について 1検討はどのように進んでいるか。2働く人の賃金はどのようになっているか。3市内企業の仕事確保は進んでいるか。
4. 市内小中学校からの施設改善要望は実現されているか。
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