日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2009.9.6  No.1330
日本共産党新座市委員会
日本共産党 現有9議席を確保
新しい政治へ第一歩ふみだす
4選を果たした塩川てつや衆院議員とともに力を合わせて国民要求実現を!
4選を果たした塩川てつや衆院議員とともに力を合わせて国民要求実現を!あやべ澄子さん、桜井はる子さんら

 8月30日の総選挙で、日本共産党は現有9議席を確保し、北関東ブロックでは塩川てつや衆院議員が4期目の当選を果たしました。

 国民の暮らしを壊してきた自民・公明政権が国民のきびしい批判を受けて歴史的大敗を喫し、自公政権は退場することになりました。日本共産党は自公政権と真正面から対決してきた党として、有権者・国民がくだしたこの審判を日本の政治を前向きに大きく動かす一歩として歓迎するものです。

 この選挙でわき起こった「自公政権ノー」の強い風は、「政権交代」の大キャンペーンのもとで民主党支持への大きな流れとなりました。この中で、財界・大企業にしっかりモノいえる政党、憲法九条をいかした国づくりを掲げる日本共産党を選択してくださった有権者のみなさんに心から感謝申し上げます。

 新座市では、比例代表8496票、小選挙区・桜井はる子1万170票が寄せられ、得票数、得票率とも前回総選挙を上回わることができました。

 民主党中心の政権が発足しますが、選挙中の公約である労働者派遣法の抜本改正や後期高齢者医療制度の廃止、子育て支援などを実現していくとともに、消費税増税など悪政への動きを許さない「建設的野党」としてこれからも大奮闘するものです。

 日本共産党新座市委員会

「子育て応援特別手当」「離職者への住宅手当」など
9月市議会はじまる
 9月1日から28日までの会期で9月定例市議会が始まりました。

 おもな議案は、条例一部改正1件、補正予算7件、決算認定8件、財産取得1件などです。

 補正予算は予算額9億2559万円を増額し、総額を412億25800万円とするもの。おもな歳入は、交付額が決定した地方交付税や子育て応援特別手当などです。歳出は3歳から5歳までの「子育て応援特別手当」や、離職して住居を喪失した方への「住宅手当」、「女性特有のがん検診推進事業」など、国の補助事業がおもなものです。

 日本共産党市議が6月議会の一般質問で取り上げた、家庭保育室の保育料軽減や新座団地内の商店街駐車場ヘの補助などが予算化されました。

 9月議会では08年度の決算審査もおこなわれます。日本共産党の6人の市議は市民要望に基づき全員が一般質問します。傍聴におでかけください。
9月定例市議会日程
9月議会で質問します!
日本共産党市議会議員の一般質問項目と質問日
小野大輔議員 9月15日(火) 1番目
小野大輔議員
1. 平和問題について。18月6日平和祈念式典で、広島市長は、オバマ米大統領の演説を受け、「世界の多数派(オバマジョリティ)の市民そして国々とともに核兵器のない世界実現のために渾身の力を振り絞る」と発言しています。市長は、核兵器廃絶に向けてさらに踏み込んだ行動をとるべきと考えるがどうか。2平和市長会議に加盟し、平和な日本、新座を実現するために行動すべき。3新座市平和展のさらなる充実を。
2. フットサルコートの設置についてその進捗状況を問う。
3. 住宅手当緊急措置について。1より多くの失業者を就労に導くためにこの住宅手当制度の周知を。2より多くの就労を図るために地域との連携強化を。
工藤薫議員 9月15日(火) 2番目
工藤薫議員
1. 雑木林の保全と、啓発について。1グリーンサポーターや専門職の意見を尊重し、萌芽更新、植生の保全など進めるべき。2雑木林内に園路をつくり、案内看板なども設置してはどうか。
2. 生活困窮者への医療にかかる権利の保障を。1「生活に困窮する市民に応じて一部負担金減免制度や生活保護制度、無料低額診療事業などの情報提供を。2一部負担金の減免基準を整備し、安心してかかれる医療を。3国保資格証に「病気の際は保険証を発行」と記載をすべき。
3. 郵便投票の改善を。障がい者や要介護の方が大切な一票を行使しやすいように、手続きを簡素化すべき。
4. 学校給食の食器改善ついて。アルマイト食器から磁器食器への改善を。
朝賀英義議員 9月15日(火) 3番目
朝賀英義議員
1. 公共施設の改修、改築について施設ごとに詳しくデータベース化し、具体的に進めていくべきでは。
2. 道路改修について。1市道の点検はどのように行っているのか。2点検後にどのような改修計画は。3栄地域市道の改修計画は進んでいるか。また、池田小学校裏の通りは、今後、どのように整備していくのか。
3. 大和田小学校の教室不足について。1この間の検討内容、今後の教室不足解消へどのように対応していくのか。2新座第二中学校のマンモス化への対応についてはどのように考えているのか。
石島陽子議員 9月15日(火) 4番目
石島陽子議員
1. 野寺2丁目の市道第64-05号線と野寺3丁目7番26〜27号の近辺の溢水対策を。
2. 市民循環バスの運行について、改善も必要と考えるがどうか。
3. 消費者庁設置関連法案が成立し、地方の消費者行政の強化も求められています。消費生活相談員の専門職に見合う待遇改善が必要ではないか。
4. けやきの家とわかば学園の合同施設は、けやきの家が移転した後の利用はどのように考えているか。雨漏りやクーラー設備からの水漏れなど老朽化も進んでいるが、本格的な改修が必要ではないか。
笠原進議員 9月16日(水) 1番目
笠原進議員
1. 新座スマートインターチェンジについて。1排ガス、騒音など沿線の環境を考えれば、デメリットが大きく、設置すべきでないと考えるがどうか。2「勉強会」はどのように行われているか。メリット、デメリット、今後のスケジュールは。3関越自動車道沿線環境向上協議会によればNEXCO(旧日本道路公団)は設置について「適切でない」「賛成しない」と明言しているそうだが、新座市はどう把握しているのか。
2. 非正規の市職員の待遇改善について。1休暇について改善していくのか。時給は1000円以上にすべきではないか。2「荒川区のように非正規職員についても昇給制度の導入を。
3. 保育所問題について。1待機児童解消のために保育所新増設が必要である。解決のためにどのように手立てをとっていくのか。2保育所職員は非正規職員が増加している。正規職員を増やすべきと考えるがどうか。
小鹿伸衛議員 9月16日(水) 2番目
小鹿伸衛議員
1. 2010年度の主要施策で、国庫補助申請をしている事業はなにか。
2. 財産がないなど徴収不能な市税滞納者に対しては、処理基準を設け、早期に不能欠損処分にすべきと考えるがどうか。
3. 小規模工事登録業者への発注は偏らず市内業者へ発注することができているか。
4. 商店街活性化推進事業は、共同売り出し事業への補助を拡大すべき。
5. 道路維持補修費は年々減らされる一方で、計画的に進めていないために同じ道路を何回も補修する事態が起こっている。経費縮減のためにも、計画的な道路補修工事を進めるべきと考えるがどうか。
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