核廃絶をもとめるあやべ澄子候補(左)、桜井はる子候補(右) |
8月6日、秋葉広島市長は平和記念式典の『平和への誓い』の中で、「核廃絶は次の世代への最低限の責任」と訴えました。そして、米オバマ大統領の「核兵器廃絶をめざす」世界への呼びかけを歓迎し、「核廃絶をめざす我々こそが世界の多数派」だと、改めて「核兵器廃絶」を誓ったのです。
ところがネットのニュースを見て驚きました。平和記念式典にも出席していた麻生総理が、広島での記者会見で「核の傘、核抑止力が必要だと強調した」という文字が目に飛び込んできたのです。−−「一方的に誰かがやめれば、相手もきれいにやめてくれる世界ではない」と述べ、現状では米国の「核の傘」が必要との認識を強調した−−と。
アメリカ大統領が「核兵器廃絶」をめざすと世界に呼びかけ、さらにイタリア・ラクイラのサミットでは主要国が初めて「核兵器廃絶」で意見が一致したというのに! まったく世界の流れが目に入っていない。被爆者の何十年にもわたる心の叫びをまったく受け止めようとしない、首相の言葉に強い怒りを覚えます。
世界の平和の潮流にも、被爆者の願いにも逆らう、こんな首相と自公政治に、キッパリとノーの審判を!
(あやべ澄子比例予定候補)
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