傍聴した支援する会員との交流会。右から西里弁護士、福井妙子さん、柳下党県議 |
5月20日、さいたま地裁第105号法廷で「福井裁判」原告の『菜々の郷』元ケアマネージャー福井妙子さんが「意見陳述」を行いました。
福井さんは「仮眠が取れない17時間連続夜勤や、施設長の暴言に耐えきれず多くの職員が退職し泣き寝入りの状態。入所しているお年寄りも床ずれが化膿したり、歯がボロボロになる等十分な介護ができない状況にある。私はパワハラを忘れたいと逡巡したが一番の被害者は入所様だと気づき労働環境の改善を求めて提訴に踏み切った」と述べました。
傍聴には支援する会員約50名が詰めかけました。「福井さんは真実を述べているので堂々として立派だった」「菜々の郷の介護士や利用者を今でも案じている姿が施設の未来を明るく感じさせた」等の感想が寄せられました。
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