朝霞駐屯地のパトリオックミサイルPAC3発射装置・練馬平和委員会・坂本茂氏撮影 |
北朝鮮が「ミサイル」を打ち上げるという4日(土)、5日(日)、栄緑道はお花見客でにぎわっていました。ところが、その金網越しに広がる朝霞駐屯地に弾道ミサイルに対する「破壊措置命令」で運びこまれたPACー3発射装置とレーダー軍が配備され、警戒の車両が走り回っていました。
福祉の里にはテレビ各局の中継車がとまり、テニスコート脇には十人ほどの記者がカメラを構えています。お花見に来た人たちは何事だろうと金網から覗いていました。
こんなところでPAC3が発射されたらこの近辺はどうなるのか、住民への説明はどこからもありません。国民に「冷静に」と言いながら、「やるならやってみろ」とばかり「破壊措置命令」を出して軍事対応をあおった危険が浮き彫りになりました。
幸いそうした危険は回避されましたが、目の前で銃を構える自衛隊員の異様な姿にぞっとする思いでした。
(投稿・松田)
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