日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2006.11.5  No.1188
日本共産党新座市委員会
「まじめで一生懸命」「与党に負けない取組みを」
市民アンケート実施中
 日本共産党新座市委員会は市民の声を市政に生かすため、『なんでも市民アンケート』を全世帯に配布していますが、一週間で約200通の回答が返送されてきました。市政への要求や日本共産党へのご意見などがびっしりと記載されているのもあります。 あやべ澄子

その中からいくつかのご意見を紹介します。引き続き市民アンケートにご協力ください。
問12・市政、県政、国政へのご意見は?

◎なかなか市民の声が届きにくい。増税やサービスカットをする前にムダな支出を見直してみたら、かなりの額になるはず。(40代・パート)
◎新座市に引越してきて2年たつが、いまだに新座市報が届いたことがない。(20代・主婦)
◎収入が増えないのに税金だけが増えていくので生活にゆとりを作ることが出来ません。なんとしても消費税の増税だけはなくして欲しいです。(40代・パート)
◎日本の右傾化が心配です。(50代・無職)
◎新座駅の区画整理に多くの税金を使う必要があるのか。(50代・勤め人)
◎弱者を切り捨てる国をはじめ、県、市政は日常生活をおびやかし、老人は早く死ねとばかり、許せない。(60代・主婦)

問13・日本共産党へのご意見は?

◎意見や反対ばかりでなく、実現と改革の具体化に取組んでほしい。与党に絶対負けない取組みをして欲しい。(60代・無職)
◎高齢者の負担軽減には全力で主張してもらいたい。(60代・無職)
◎最近日常活動が活発でなくなっている気がします。(50代・勤め人)
◎共産党というとロシア、中国を思いますので党名を変えた方がよいと思います。(60代・勤め人)
◎机上論が多いように思います。もっと幅広い意見をもって活動をして欲しいと思います。(60代・主婦)
◎権力を監視できる唯一の党だと思っている。国政では議員の数が少ないので大変だと思うが、頑張って欲しい。また、地方議員の方にもがんばって欲しい。新座市で革新系の議員がこれ以上減ってしまうと大変な事になりそうで不安。(40代・自営業)
◎まじめに一生懸命がんばっている姿にとても好感が持てます。これからもがんばってください。幅広い革新、民主勢力の結集のために取組んでください。(40代・その他)
児童は人として尊ばれる
あやべ澄子 日本共産党県暮し福祉対策責任者
あやべ澄子  私が小学生の時、校長室には「児童憲章」が掲げられていました。「児童は人として尊ばれる」この一文に、掃除当番で校長室に行くたび、子どもながら誇らしい気持ちを抱いたことが思いだされます。

 今、いじめを苦にした自殺など子どもたちが大事にされていないことに強い憤りを覚えます。

国連子どもの権利委員会から「極度に競争的な教育制度がもたらす発達のゆがみ」や「子どもの意見の尊重の不充分さ」を指摘された日本政府。

 この指摘を生かすどころか一方的に「愛国心」を押し付け、もっと激しい競争に追い立てる教育基本法改定は絶対許せません。

 フィンランドを訪れた全教の視察団に、ある小学生が「日本では先生は子どもの意見をよく聞いていますか」と尋ねたそうです。自分の意見を受け止めてもらっている日常があるからこその言葉に感動します。

 能力別クラスをやめ、勉強が得意な子も、そうでない子も同じグループで学び合うフィンランドの教育。

 一人ひとりが尊重される環境でこそお互いの違いを認め、思いやることができるし共同して取組む力も学力もはぐくまれるのだと思います。フィンランドが参考にしたという日本の教育基本法の改悪を許さず大事に発展させましょう。
子ども議員が一般質問
子ども議会開かれる
 10月21日、28日、平成18年度「元気のでるまちづくり子ども議会」が行われ、子ども議員小学校34名(各校2名)、中学校18名(各校3名)が意見を発表しました。テーマは6つありましたが、「交通事故ゼロを目指したまちづくり」、「安全・安心なまちづくり」のテーマを取上げた子ども議員が多かったようで、再質問する議員もいました。
青空に元気いっぱい
学童保育の会親子運動会
学童保育の会親子運動会
 10月28日日曜日、明け方の雨がすっかりあがった青空のもと、新座市学童保育の会親子運動会が新座市総合運動公園グランドでおこなわれました。

 年々参加者が増えているということで、今年は全17学童保育室から1500人もの子ども達、保護者、指導者が参加し親子が力を合わせて楽しんでいました。

 学童保育の会ならではの保護者と指導者の実行委員会形式の運営で、社協会長も「保護者の力の大きさを感じる」という大盛況な運動会でした。日本共産党から小鹿副議長、石島市議が参加しました。
危険物ゴミ用・折りたたみ式ビン、カンかごあります
 ビン、カンのゴミかごが出し入れに重く、保管にも場所を取ることから、市は「折りたたみ式かご」と「高齢者用の小型かご」を各300個ずつ作り市民に貸し出ししています。(広報にいざ10月号参照)

 ご希望の方は市役所ゴミ対策課にお問合せ下さい。在庫は各公民館にも置いてあるので今の物と交換できます。折りたたみ式と小型ゴミかごは地域の高齢者の声をもとに石島市議(共産)が一般質問で要求していたものです。
尾崎市議の住所問題で市長に申し入れ
 尾崎吉明議員の住民基本台帳の住所が新座市、志木市どちらなのかという問題について、双方の市の調査結果が食い違ったままになっています。日本共産党市議団は市長に以下のような申し入れを行いました。
尾崎吉明市議の住民登録にかかわる問題についての申し入れ

2006年10月27日
日本共産党新座市市議団 団長 朝賀英義

 「尾崎吉明市議の東北2丁目30番25号の住所は、住民基本台帳法の住所とは認められない。住民基本台帳は誤載だった」との趣旨の文書が市議会に渡されてから七ヶ月以上経ちました。また、志木市が「志木市には尾崎吉明氏の生活の本拠があるとは認められない。」との回答が新座市に寄せられてから三ヶ月が経ちました。
 市議会議員の資格にかかわる重大問題を、いつまでも放置しておくことは許されることではありません。
 新座市の調査が正しく、志木市の調査が間違っていると考えるなら、埼玉県知事への審査申し立てをすべきです。
 また、新座市の調査が間違っていたと考えるなら、潔く尾崎吉明市議に謝罪し、議会にも報告すべきです。いたずらに時間をかけるべきではありません。
 早急に新座市の態度を決め、市民、市議会に報告することを申し入れます。
 
幸せな社会を子どもに残そう 教育基本法改悪させない
教職員組合など10.28埼玉県民集会に1000人
10.28 埼玉県民集会
集会後、さいたま市内をパレードする参加者=10月28日、浦和区
「子どもは『お国』のためにあるんじゃない!」「日の丸君が代の強制反対」「全国一斉学力テストによる振り分けをするな」プラカードが揺れ、シュプレヒコールがこだまします。

 10月28日北浦和公園で「教育基本法反対・憲法改悪を許さない県民集会」が開かれ約千人の市民、教職員などが参加。JR浦和駅までパレードしました。
 
 政府はいじめなど子どもや学校の問題を全部「教育基本法」のせいにして臨時国会で改悪しようとしています。中山福二弁護士は「教育をめぐる問題の根本的な解決は教育基本法を生かすことにある。」と発言しました。

 全教・日教組の組合の違いを超えて県内4教組の委員長、副委員長も発言。日本共産党の塩川鉄也衆院議員、社民党の日森文尋衆院議員、民主党の秦哲美県議が挨拶し、党派を超えて改悪案を廃案にしようと呼びかけました。新座市からも多数の教職員、市民とともに笠原市議も参加しました。
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