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石神地域・新設道路の買収がはじまる |
心配される財政計画、生活道路との接続 |
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都市計画道路東久留米・志木線(石神・堀の内地区)の道路建設事業が9月市議会の一般会計補正予算に初めて予算化。2004年度の用地購入費として約12億2000万円が計上されました。
この新設道路は、水道道路(西堀浄水場の高架水槽近く)から6中前、石神小前を通って、東久留米境のスーパーマルフジ前までの全長1440mの道路です。道路の幅員は16mで車道7m、両側に街路樹帯1・5m、歩道3mとなっています。
2004年度から2007年度までの4年間で用地を買収し、2008年度に工事をおこない、2009年度から使用開始の予定です。総工事費は約51億円の予定で、用地費が約26億円、工事費が約6億円、物件補償費(注)が約19億円です。
約51億円の財源の内訳は、国の補助金が約11億5000万円、借金が約13億円、市の一般会計から約26億5000万円を予定しています。
笠原進議員は一般質問で取り上げ「地元では、大きな道路ができて便利になるという賛成の声もある一方で、50億円以上の税金を使ったそんな新設道路は必要ないという反対の声もある。とりわけ、石神地域がこの道路で2つに分断されるのではないか。現在の生活道路との接続が大切では」と主張しました。
市長は「2つに分断されないように配慮する。現在の公道15本、私道3本とこの新設道路が接続することになるがそのうち公道13本と私道2本とは接続可能だ。段差があって3本は接続できないが充分に配慮していく。」と答弁しました。
また、笠原議員は「東久留米市の計画はどうなっているか。バス路線の新設についてはどうか」と質問。
市長は「東久留米市は2007年から測量を始め、2009年から用地買収を開始し、2013年に整備の予定になっている。新座市より数年遅れる予定だが、再度東久留米市長に会って早めてもらえるようお願いする。バス路線については東久留米市の道路が完成しなくても現行の道路を利用してバスが開通できるようにしたい。」と答えました。
(注)道路拡幅の時の家屋などの立ち退き補償など |
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